生まれる前に決めたこと

~自分の使命を探して~

就職活動 vol.2-12

少し話はそれるが私の経験上、グループディスカッションには大きく4つに分けることが出来ると言える。

まず1つ目は『自由討議型』

これはあるお題に対して、その名の通り自由に討議を行う。

お題については『時事的なことに対してどう思うか?』とか『就職活動における成功とは何か?』とか『〇〇業界の将来について自由に討議して下さい。』といったアバウトなものまで様々だ。

 

次に2つ目は『問題解決型』

これもその名の通り、問題についての解決策・改善策を討議を行う。

例としては『時事的な問題点(投票率出生率、失業率等)を改善させるためにはどうしたら良いか?』とか、あるメーカーでは『あるクレームに対する応急対応と恒久対応について』というように実践的なものあった。

 

3つ目は『選択型』

これは vol.2-11  を参照にして頂きたい。

 

最後に4つ目は『ディベート型』

これはグループを2つに分け、賛否が分かれるお題について討議を行うのである。

ちなみに人見知りで引っ込み思案な僕は、この方式が特に嫌いで苦手であった。

勇気を出して決死の思いで発した発言も、キレッキレの相手方の学生から一撃必殺カウンターをくらい、あえなく論破。

同じチームの学生から

 

『お前何してんだよ・・・。いらん事言うなよ・・・。』

 

という冷たい視線を一身に受け、本当に居たたまれない思いをしたものである。

 

そんなグループディスカッションであるが、当時はグループディスカッションの対策についての情報なんて今ほど無かったもんだから、とても殺伐したものだった。

一応面接なので当たり前と言えば当たり前なのだが、基本皆自己PRに走る。

 

多いのがリーダーや仕切り役の争奪戦だ。

相当志望度の高い会社だったのであろう。

グループの中の2人が互いに自分の意見を強く主張し、自分の思い描くストーリーに討議の流れが進むよう譲らないのだ。

 

そんな2人を見ていると

『人間が2人以上いると必ず争い事が起きる。』

という言葉は、彼らに為に送られたものだと思わざるを得ない。

 

結果、討議はあっちに振れ、こっちに振れグループとしての方向性が定まらない。

そんな中『ヤバい。乗り遅れた。自分も少しでもアピールをせねば。』と考える別の輩が、全く突拍子もないことを発言する。

そして討議はますます明後日の方向へ・・・。

 

面接官はきっと、

『本当にこれが20歳を過ぎ、来年には就職を控えた大人の姿なのか?』

とため息を漏らしていたことだろう。

 

ちなみにその時の僕はと言うと、

そんな収拾のつかない状況をまとめ切れるようなアビリティを、当然持ち合わせているはずもない。

発言するタイミングすら掴めず、『右手を挙手しようと少し前のめりになっては引き下がる』という一連の動作をただ繰り返す、壊れたロボットに成り下がっていた。

 

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